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【妊娠中の妻が居眠り運転のトラックと激突】加害者父から「自分と家内が死んでお詫びするから、息子が生きていく事だけは許して下さい」と土下座されたが…

2016-09-30 11:47:16


私は、何も返す言葉がありませんでした。




体力的に無理な状態で仕事を続けていたという加害者男性。



後に警察から聞いた話によると、入院している母親の治療費を稼ぐため、男性は無理な労働をしていたようで、それが居眠り運転を誘発してしまった可能性が高いとの事でした。

 

父親と一緒に土下座している男性の婚約者。

 

よく見ると、ひどく荒れた手をしていました。

 

若くて綺麗な方なのに・・・

 

本来ならとっくに結婚しているはずなのに、運転手の母親の入院のために結婚を延期し、彼女もまた入院費を捻出するために懸命に働いていると聞きました。

 

声をかけることはできませんでしたが、罵ることができる相手だったら良かったのに・・

 

心の底から殴ってやりたい!と思えるような方だったら楽だったのに・・・

 

と思ってしまいました。



家内の葬儀には、トラック運転手が警察官に伴われて参列しました。



本当なら一生憎むつもりでした。

 

しかし、震えながら土下座し、私の顔を見ることのできない彼を見ると
 「彼もまた、これから苦しみを背負っていく人間なのだろうと。」

との思いがよぎりました。

 




「つまらない人間のために、家内を亡くしたと思いたくない。

罪は罪として償ってもらうが、その後はきちんと生きて欲しい。」




 

私が彼にかけた言葉です・・・。

 

正しかったかどうか分かりません。

 

妻がその言葉を聞いてどう思うか。

 

怒りをぶちまけるべきだったのかも知れません。

 

ただ私には彼を憎むことができませんでした。

 

本能が、そう感じていました。

 

震える声で返事をする彼を見ると、私の気持ちは伝わったようです。

 

彼そして彼の家族に会わなければ良かったと、後悔の念も感じていました。

 

葬儀の後、ようやく1人になれてウィスキーを飲んでいると、5歳になる長男が起きてきました。

 

私の横に座りながら、まだ5歳のはずの長男が、私を泣かせるような一言を発しました。

 
「お母さん大好きだったんでしょ?」

 


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